【タロットリーディング:逆位置を読み解くコツとは?】

占術

タロットカードのリーディングをしていると、どう解釈して良いのか解からないことがあります。かつての、自分もそうでした。占いスクールで講義を受けていても、なんでそうなるの?と頭の中が???の連続でした。

これってどう読むの?逆位置が出ればなおさらです。ここでは、そんな疑問を少しでも解決して、リーディングスキルの向上に役立てば有難いです。

「この記事でわかること」

・慣れないうちは逆位置は読まなくてもOK
・スプレッドの全体像を見る事を忘れずに
・1枚の意味にとらわれ過ぎない
・細かい部分を気にしすぎない

【タロットリーディング:逆位置を読み解くコツとは?】

・こんなカードがでた:どう読む?
・例えば:こんな相談ならどう解釈する?
・なるほど:もう少し詳しく知りたい!
・タロットリーディング 逆位置:読み解くコツとは?まとめ

こんなカードがでた:どう読む?

解釈は人それぞれのテイストがあり、どれが合っていてどれが間違いという事ではありませんが、この記事に目を通すことによって、コツみたいなものを掴んでいただければと思います。逆位置について → はじめのうちは、正位置のリーディングに集中してください。最初から逆位置考えると難しいです。慣れてきたら読めばいいのです。

逆位置の大意はこの様に覚えておくといいですよ。 → 逆手に取る → 機転を利かせて不利な状況を活かすこと → 相手の攻め立てを逆に反論・反撃に利用すること → ピンチをチャンスに変える → まさに、悩み相談を解決に向けて導く考え方です。

大御所の占い師さんでも、逆は読まないと宣言している方もいるくらいです。また、占いという事ではなしにリーディングスキルという別の視点で考えた場合、逆を読むということであれば、それはそれですごく面白いものです。

上手くリーディングした時は、受験で現国の難しい問題を解いたような高揚感を感じます。個人の感想ですが。ここでは、分かり易いように極端にカードを並べています。ただし、確率論的に考えれば、例えば、ケルト十字法は10枚のカードを展開しますが、下記の通りに6枚+他4枚と出る可能性はあります。

タロットカード78枚中、馬系のカードはもう一枚、ワンドの6があります。(一時的な勝利の意味を持つ張りぼての馬のカードです。)ですから、ヘキサグラムスプレッドの場合、7枚全部馬系もあり得ます。

TAROTカード    以下の6枚がでました。

 

 

①すべて、逆位置 ②すべて馬にまたがっている。→ 私がこの様な場合の読み方は、人との相性がいい例えで、(馬が合うという表現がありますが)人間関係なら馬が合わない。言い方変えると、そりが合わないと解釈できます。 

仕事や物事で、ついている様子、調子がいい様子なら、ノリノリ、のりにのっている。または、拡大解釈して、スピードに乗る等、物事がうまく運んでいる様子を表しています。逆位置なので、調子が悪い、落馬しそう、うまくいかない、スピードに乗れてない、危うい状態だと判断します。

その状況が連なって出ているのでさらに、意味や状況は強められています。ならば、デスのカードはどうでしょうか?1枚だけでて、逆位置ならば、TAROT本の説明どうりでいいかもしれませんが、全体を見ることを忘れないでください。

たとえば、上の6枚の場合、死ぬ気になって頑張らなければいけない場面なのに、決心決断できていない。そこに、SUNのカードが、また逆位置なので、さらに、日の目を浴びれてない。転じて暗がりの中をさまよっている様な状況と読んでも面白い。(暗中模索・五里霧中)等

この6枚のカードであえて1枚キーカードとするならば、デスのカード。アドバイスするならば、決心決断出来ていないあなたの優柔不断な態度が、あらゆる事柄において上手く事が運ばない原因ですよ、とお伝えします。

例えば:こんな相談ならどう解釈する?

例えば、恋愛相談で彼氏から、ラインの連絡がおそくなった。前回のデートの時、よそよそしい態度だった。浮気でもしているのでは?という相談でこの6枚がでたとする。 さて、どのようにリーディングしたらよいか? → 馬に乗るには、上手な手綱(たづな)さばきが必要です。

→ 手綱さばきが出来ていないので、落っこちそう、乗れてない、コミュニケーション不足からくる不安、→ 気持ちが離れる、→ 彼は、ほかの女性に目が行ってしまう → 浮気する。もしくはそうなる可能性が高いとリーディングしてもよい

例えば、ビジネスなら自分では必死に走っている、(頑張っている)のに結果が出ない。周りからの評価も良くない、何でだろう? → 手綱さばきが上手くいってない → 人馬一体となって進んでいない → 周りとの協調関係がへた? → 人事評価も業績評価も思っているほど上がらない。というようにリーディングすると、筋書きが見えてきませんか。

なるほど:もう少し詳しく知りたい!

上記の記事は極端な例を取り上げましたが、7枚中7枚出ればMAXの意味合いに解釈して、1枚づつ減るに従い弱まっていくイメージです。正逆共に同様です。正位置で馬系のカードが6枚出たとすれば、全体から受ける印象は → 協調する場面なのに競争になってしまっている。

または、ライバル同士で切磋琢磨しなければいけない状況なのに、仲良し乗馬クラブの様になってしまっているなど。しかし、ほとんどが正逆混ざってでます。そのときは → 大意として足並みが揃わないと解釈します。当然、これが一番多いです。

走りすぎ → 急ぎすぎで周りが目に入らない状況だから、もう少し周りを見渡して進んで。→ ゆっくりとしている場面ではないけれど、焦る必要はない。(馬)上手くいくためには → 人馬一体となり、手綱さばきが重要だ。場数(馬数)を踏む。→ 手練れている。→ 熟練している、など。

何枚かのうち、1枚だけ逆馬系のカードが出て読みずらいときはシンプルに、上手くいっていないうんぬん。正位置ならば、そのカード本来の意味を鑑定内容に対応させて解釈していくと割とうま(馬)くいきます。上手くいく、馬くいく、馬と一緒にいく、上手になる、人馬一体、手綱さばきが上手くいっているなど。

 → 言葉遊びのようですが、馬系のカードに限らず78枚のタロットカードには他にも色々とあるので、また後々に取り上げるようにします。

【タロットリーディング:逆位置を読み解くコツとは?】まとめ

記事のポイントをまとめます。

・馬系のカードは、基本的な意味+(馬)上手く行っている
・逆位置馬系カードは、基本的逆意味+流れに乗れてない
・枚数の多少によって、意味の強弱をつける
・人馬一体や手綱さばきが出来ていない等の解釈も用いるとよい
・言葉遊びのような表現も、意外に心に突き刺さる

あくまでも、私のリーディング解釈なので絶対そうしなければダメだという事ではありませんが、慣れてきたら逆位置も取り入れてみてください。思いもよらないリーディング解釈になって、意外に心に突き刺さります。最後まで読んでくれてありがとう。リーディング解釈の参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました